MIYASAKA-山田錦

MIYASAKA-山田錦 酒とつまみ

7号酵母好きだわ~

いーい香り 旨い DNAレベルで宮坂醸造の酒好きだわ~

どういう心境だったか詮索しないが、夫がいつもの酒屋さんでふいに買ってきました。
以前 “真澄限定ラベル辛口ゴールド” で紹介しましたように、両親が諏訪地方の出身なので真澄を醸す宮坂醸造には親しみを感じます。
学童期の夏休みには、東京は暑いなどの理由で、現・富士見蔵の隣村に所在する我が祖父母の家へ預けられていました。
その頃、電柱広告を見るともなしに見ていたようで、真澄のロゴを見ると懐かしさを覚えます。
味の記憶の方はなぜでしょう、子供の頃に日本酒をがぶがぶ呑んだわけがありません。お味噌汁に溶け込んだ、酵母の風味を体が覚えているのでしょうか。はたまた、私の心に潜む酒好きのご先祖からの声なのか
「うんとおいしいよ!ありがてーなえ、どぉゆうーおめさんもあがりやれ。やいやいもっと注げやれ!!」
とにかく、私にとっては心落ち着く懐かしい味わいでした。

原点回帰とは

宮坂醸造の創業は1662年、なんと360年もの歴史をもつ蔵です!!
7号酵母発祥の蔵というのが有名なので、その昔から現在までずっーと同じ蔵付き酵母で醸造し続けているかと思い込んでいましたが、実際はそうではないようです。

1946年に優良清酒酵母、協会七号酵母が発見されましたものの、もっと消費者のニーズに合った酒が醸せる7号以外の酵母で醸造していた時代があったそうです。

その後、
2016年 MIYASAKAリリース
2019年 7号酵母への原点回帰と蔵の方針が変わります。

真澄蔵の杜氏さんはこの方針転換に、7号酵母で醸す穏やかで酸が適度にある酒に需要があるのかどうか、当初は困惑したそうです。
しかしながら、醸造協会が培養したものではなく、自社で保管してきた数多くの7号酵母の類型株を用いたり、様々な試みを通じて酵母限定でも逆に深堀りできると思うようになったそうです。

参考:蔵発信のフリーマガジンBREW vol.02 2020年8月号

伝統を慈しむ次の世代

従業員数も多い大きな蔵ならば尚更、こういった方針転換は大きな議論をよんだことでしょう。おそらくそのような過渡期に生まれたのがこのMIYASAKAというお酒なのかと思います。

最近の日本酒蔵の若社長さん達の中には、昔のような手間のかかる手法で醸造したり、地域の繋がりを大切にしたり、原料から手掛ける方などがいらっしゃいます。そのような流れを考えると、今までのような効率化のものづくりとは真逆に、これからは自然の恵みや手作りの温かみを重視することに価値を感じる時代になりつつあるのかなと思います。

共に海外経験のある社長さんと若社長さんの広い視野により、自蔵付きの伝統酵母の魅力が引き出されることになりました。SNS 発信や YouTube 配信からも蔵元さんにより親近感を覚えまして、そちらの方面でも新たな可能性を感じています。
ユニバーサルデザインの瓶やモダンなラベルから、装いも優しく上品になったことがわかります。
上質でシンプルなので飽きることなく、日々我が家の食卓にあったら嬉しいです。

ゴーヤの豚肉巻き 生野菜
オリーブ人参とバジルのカッテージチーズ
温泉卵
サラダこんにゃく
ほろっこ漬

今宵もごゆっくりお過ごしください

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