和歌山の万葉集的古典文学系銘柄
お米の風味芳醇でウマ~ 呑み飽きない美味しさ
いつもの酒屋さんに蔵元さんが来て、試飲販売をやっていたので購入しました。
教えていただいたのは、蔵の近くに黒牛のような大きな黒い岩があったことが由来になっていること。お米は兵庫県産が多く、地形的にみかん畑のような険しい土地が多いため、お米を育てるのには向いていないとのことでした。
話していたら黒牛のファンだとおっしゃる和服のマダムが駆け込んできました。聞くと那智の滝へ旅行した時、美味しさを知ってわざわざ山を下りて町のスーパーへ買いに行ったとか。惹きつける魅力のあるお酒なのだとわかりました。
黒牛の海紅にほふももしきの 大宮人しあさりすらしも
ラベルに記されている万葉集の歌です
万葉集第七 藤原 卿
万葉の昔を偲び、勝手な解釈を楽しみつつ、まろやかな味わいを楽しませていただきました。
かの藤原の君は、紀伊の国を旅している
潮干狩りで楽し気な宮仕えの女性たち、遠浅の黒牛潟は夕日が射して紅色の時は華やぐ、風光明媚だなぁ…黒江っていいところなのねぇ…
カーボンゼロ参加宣言の蔵
美味しくいただきましてから、いつものように蔵のオフィシャルサイトを拝見しました。
まず、新着情報の、黒牛ブログ2021.01.03 の記事に注目しました。
国の温暖化ガス排出を実質ゼロにする方針を受けて、名手酒造店もこれに取り組む方針だそうです。しかもすでに、様々な取り組みを始めていて地球環境保全への貢献も積極的です。
それから、こだわり→人の情熱「当社における製造の社員かの歴史」という記事が心に残りました。
時代の流れの中で、伝統的な杜氏制度がどのように変化してきたのかということがよくわかり、興味深く読みました。現在のような組織になるまでには、長い年月と様々な人の思いがあったと想像されます。そのような過渡期的な日本酒業界で、美味しいお酒を提供し続けてくださっているのは、すごいなあと思いました。自然環境や伝統文化を守りつつ、地域の人々に寄り添うやさしく強い黒牛のようなお酒を、これからも造り続けてほしいです。よろしくお願いします。
今宵もごゆっくりお過ごしください
しめ鯖の巻きずし
白和え
たこわさび
かぼちゃのマヨサラダ
砂肝レモンペッパー


