文学系日本酒銘柄
滑らかでフルーティ、美味しい~
夫が仕事帰りにいつもの酒屋さんに立ち寄り
「獺祭買えたよ~」
と嬉しそうに酒瓶をぶら下げて帰ってきました。
なんでも”おひとりさま2本まで”の限定販売なのだとか。人気があってすぐに売り切れてしまうのでしょう…
近所の鰻屋さんには大きな獺祭ロゴのついた日よけ暖簾がかかっています。
鰻屋さんのイメージから、高級な日本酒という先入観をもっていました。
けれども、この度記事を書くにあたって少し調べましてわかったのは、企業努力により最近では転売などが回避され特約店での販売となり、正規価格で消費者の元へ供給されるようになったことがわかりました。
逆に、え?純米大吟醸なのにこの値段でいいの??とお得に感じたくらいです。
それから、これまで見るとはなしに知っていた、おしゃれな「獺祭」ロゴについても改めて知りました。
獺祭という銘柄名のルーツは、明治の代表的詩人である正岡子規が、自らを「獺祭書屋主人」と号した事によるそうです。
カワウソが捕らえた魚を並べてから食べる修正があり、それがまるで天にお供えを捧げるようである事から、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす様子を意味するとのこと。
一方、旭酒造では伝統や手造りという言葉に安住することなく、変革と革新の中からより優れた酒を創り出すことを目指して命名したのだそうです。
お国自慢したくなる美味しさ
街中やメディアで獺祭のロゴを見かけるようになったのはいつ頃からだったかなぁ?と気になり検索してみました。
すると意外な事に気づきました。
獺祭が注目されるようになったきっかけとしては、
エヴァンゲリオンのミサトさんが獺祭を愛飲しているのと、
ユニクロ新店の鏡開きと、
安倍元首相がプーチンさんの誕プレであげたことが関係ありそうです。
そこから気づいたのは、エヴァの生みの親である庵野秀明も、
ユニクロ社長の柳井正も、
安倍晋三も旭酒造のある山口県出身だということです。
自分の生まれ故郷に美味しいものがあれば、紹介したくなる気持ちってわかります。
加えてその旨いものが酒という分類ならば、楽しさの象徴だったり、祝いの場にもふさわしく、贈り物としても特別感があり、様々な状況に合います。
密かにお国自慢に使えるアイテムというのも納得できます。
最近ファンになったあの作家も
それから、もう一つ繋がったのが、作家であり作詞家でもありプロデューサーでもある、伊集院静の出身が山口県なのです。
実は最近、小説「ミチクサ先生」を日経新聞の連載で読み、引き込まれました。
それ以来、他の作品も読んでみたくなり、ただいま図書館蔵書の伊集院作品をかたっぱしから読んでる最中なのです。
「ミチクサ先生」の物語は、夏目漱石と詩人、正岡子規との友情が情緒豊かに描かれています。
正岡子規が文字どおり血を吐きつつ命の灯が消えるまで、熱く激しい俳句を編みだし続けた生涯は胸にささりました。
正岡子規は山口県出身ではありませんけれど、この話はなんとなく獺祭に戻り、繋がった気がしています。
今宵もごゆっくりお過ごしください
塩鯖フィーレ焼きとかまぼこ、ブロッコリー
白菜の漬け物
クルミ豆腐
穂先メンマ


